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2025.12.15

株式会社エフコムと寿堂紙製品工業株式会社は、協業協定書を締結しました

関東BPOセンター 2026年4月開設

― 株式会社エフコムと寿堂紙製品工業株式会社が協業し、業務効率化と地域雇用創出を推進 ―

2025年12月15日、株式会社エフコム(本社:福島県郡山市、代表取締役社長 斎藤 正弘)と寿堂紙製品工業株式会社(本社:東京都板橋区、代表取締役 山田 彰彦)は、協業協定書を締結しました。

両社は行政や企業の業務効率化を目的としたプリントBPO(ビジネス・プロセス・アウトソーシング)サービスにおいて協業を開始し、最新鋭設備を備えた「関東BPOセンター」を2026年4月に新設します。これにより、業務負荷の軽減とコスト最適化を強力に推進します。


協業の背景

近年、行政や企業における人材不足が深刻化する中、業務効率化とデジタル化の推進は喫緊の課題です。特に紙媒体を扱う業務は完全なデジタル化に時間を要するため、デジタルと紙を融合したハイブリッド型の最適化が求められています。

この課題に対応するため、ICTソリューションを通じてDX化やクラウドサービスを提供するエフコムと、80年以上にわたり封筒を中心とした紙製品の製造・加工を担ってきた寿堂紙製品工業が、それぞれの専門性を活かし共同でプリントBPOサービスを提供することに合意しました。


協業の概要

• 関東BPOセンターの新設

栃木県芳賀郡芳賀町の芳賀工業団地に延床面積647.9㎡の「関東BPOセンター」を開設。大型ロール紙プリンタや最新鋭の封入封緘機を導入し、大量印刷から封入・発送までを一貫して効率的に提供します。

• ハイブリッドBPOサービスの構築

エフコムはICTを活用したデジタル業務を、寿堂紙製品工業は紙をベースとした封入封緘業務を担い、両社の強みを融合させたハイブリッド型サービスを展開します。

• 人材交流と地域雇用創出

ICT技術者と印刷加工技術者の専門性を融合し、業務プロセスの最適化を図るとともに、地域人材の活用による雇用創出に貢献します。


両社社長コメント

株式会社エフコム 代表取締役社長 斎藤 正弘

「弊社は創業45周年を迎え、プリントBPOサービスに強い意欲を持っています。今回の協業により、紙加工技術とICTを融合し、プリントBPOをさらに進化させ、多様化するお客様のニーズに応えていきます。この取り組みを通じて、両社の事業発展に貢献できることを確信しています。」

寿堂紙製品工業株式会社 代表取締役 山田 彰彦

「封入封緘業務に40年、紙製品加工に79年取り組んできました。ペーパーレス化が進む中でも、紙とICTの融合が果たす役割を信じています。今回の協業は、私たちの技術とエフコム様のICT力を掛け合わせ、新しい価値を創造する大きなチャンスです。両社の強みを活かし、変化の時代に持続可能なビジネスを共に築いていきたいと考えています。」


今後の展望

今回の協業を通じて、両社は紙加工技術とICTを融合し、プリントBPOサービスをさらに進化させることを目指します。ペーパーレス化が進む中でも、紙とデジタルのハイブリッド型サービスが果たす役割を信じ、行政・企業の多様なニーズに応える新しい価値を創造します。今後も両社の強みを活かし、変化の時代に対応した持続可能なビジネスモデルの構築に取り組んでまいります。