環境に向けて
For environment
プラスチックの利用削減への取り組み
生態系への影響が深刻化している海洋プラスチックごみ問題の解決に寄与すべく、使い捨てプラスチックの利用削減を推進しています。
例えば、社名入りの手提げ袋をプラスチックから紙袋に切替えたり、全社員にリユースカップを配布し利用を推進したりしています。
データセンターが貢献する持続可能な社会
弊社の福島データセンターは、環境への負荷軽減を図るために、CO2排出抑制や電力消費量を抑える取り組みを実施しています。
データセンターの消費電力の約3割は、サーバの排熱の冷却に使用されるのが通説となっており、いかに冷却効率を高めるかが消費電力を抑えるポイントとなっています。福島データセンターは、「HACS(Hot Aisle Containment System)」を導入、部屋全体を冷却するのではなく、冷却範囲を局所化することで冷却効率を高めています。
合わせてDCIM(Data Center Infrastructure Management)との組み合わせにより、排熱量に応じて空調ファンの回転数を最適に制御する仕組みや水冷式空調機の導入で消費電力を削減する仕組みも導入しています。
また、寒冷地のロケーションを活かし空調機の冷媒を外気で冷却するフリークーリングシステム、太陽光発電の活用、敷地の緑化など様々取り組みにより環境負荷の低減に取り組んでいます。
エフコムの森
2016年、縁あって磐梯山の南西山麓に森林を取得しました。
森は針葉樹、広葉樹からなり、小川や沼もあるまさに憩いの場としては最高のロケーションです。
- 所在地:会津若松市河東町
- 広さ:44.5ha(東京ドームの9.5倍)
- 樹種:針葉樹と広葉樹の混合林
- 柏(かしわ)の木は百年続く企業の守り木
エフコムの森の広葉樹はコナラが多勢を占めます。
その中で柏の木も比較的多く、翌年に新芽が出るまで古い葉が落ちない特性から「代が途切れない」縁起物として柏餅に用いられています。端午の節句に柏餅を食べるのもその由縁です。
百年続く企業を目指す私たちにとっては正に縁起ものであり、大切にしていきたいと思います。
- 憩いの場としての活用
毎年10月頃に「エフコムの森やま学校」を開催しています。
講師に本職のきこりさんを招いての樹木伐採の見学、チェーンソー体験、まさかりでの薪割り体験、ロープを使ったツリーイング、散策路を回るウォーキングなど内容はさまざま。
参加者からは、普段の生活では体験できない森での作業を体感できると毎年大盛況です。
なお、2019年からは新入社員による桐の植樹も始めました。社員の憩いの場として、またこの豊かな環境を末永く残すために、これからも継続して整備してまいります。