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2018.02.16

「ものづくり・商業・サービス経営力向上支援事業(ものづくり補助金)」活用事例のご紹介

平成29年度補正予算案(経済産業省)に「ものづくり・商業・サービス経営力向上支援事業」が計上され、昨年に引き続き今年も「ものづくり補助金」の公募開始が確実視されています。

本記事では、昨年度のものづくり補助金を活用して業務システムを構築されたお客様の事例をご紹介致します。

ものづくり補助金の活用を検討されている皆様のご参考になれば幸いです。

福島県 インテリア材販売業 株式会社S様「職人マッチングシステム」

ものづくり補助金

-ものづくり補助金を活用するに至った背景を教えてください。

ものづくり補助金については、付き合いのある会計事務所より案内されていましたが、ものづくり=製造業というイメージしかなかったのであまり気にしていませんでした。

そんな中、エフコムから「ものづくり補助金活用セミナー」の参加をすすめられ、セミナーに参加することで製造業以外でも活用できることを知り、補助金の活用についてより理解を深めることができました。

補助金を活用するにあたっては、チャレンジしたいことが3つありましたので、エフコムに相談しながら打合せを行った結果、「職人マッチング」のアイデアを具体化してみようという事になりました。

-ものづくり補助金の申請に際して苦労されたことはなんでしょうか。

「職人マッチング」を具体化してみようとなったのは、3/8でしたので、4/13までの申請締め切りまであと1ヶ月強のタイミングでした。

申請までの期間が短かった為、凝縮された打合せを何回もエフコムと行い、社内的にも職人手配する従業員へのヒアリングや、会計事務所と今後5年間の決算見込み策定、認定支援機関(銀行)との打合せなど、限られた期間内で纏めるのがとても大変でした。

ただ、期間が短かった為に逆に集中できたのが良かったのかもしれません。エフコム社員で補助金申請に詳しい中小企業診断士を始めとし、参画してくれたエフコムのメンバーそれぞれが積極的に支援してくれたおかげで、何とか申請までこぎつけ、6/6に条件付きではありましたけれど無事採択されました。

採択後は説明会が実施され、中小企業団体中央会(以下、中央会)の方が担当としてついてくださり、交付申請という形で再度書類を纏め直すことも大変でしたが、中央会の方も積極的に支援してくれましたので7/13に無事交付決定となりました。

-ものづくり補助金を活用した際のメリット、デメリットを教えてください。

やはりメリットは、自己資金だけでは実現が難しいことが補助金を活用する事で実現できる点にあります。当初目標としていた効果が全て出ているわけではありませんが、今回の仕組みを構築したことによって、業務の一部が効率化され始めています。

また、今回の「職人マッチング」をシステムで実現したことによってその回りの業務内容もみえるようになり更にいろいろとやりたい事が見えてきました。

ただ、自己資金ではなく補助金を使っているという点から運用するにあたり少々甘えが出てしまうところがありました(笑)

-ものづくり補助金で構築したシステムの稼働状況を教えてください。

複数の職人さんに職人マッチングシステムを使ってもらっています。使用するにあたり、まだ職人さん全員との契約はできていませんが、使って頂いている職人さんとの請求事務作業は格段に効率化できています。

システム的には使い勝手のところで改善したい部分も出てきましたので、今後レベルアップしていきたいと考えています。

今回、補助金を活用することで職人マッチングを実現しましたが、エフコムは「こちらのやりたい事を形にしてくれる!」と実感しました。


ものづくり補助金の活用ならエフコムにご相談ください

株式会社S様の補助金活用事例はいかがでしたでしょうか?

エフコムでは事業計画の策定から交付申請まで支援できる中小企業診断士や、お客様の「やりたい事」をシステムで実現するエンジニアなど、皆様の補助金活用を全面的にバックアップする体制を整えております。

採択の可能性を高めるためには、余裕を持ったスケジュールで事業計画書や申請書の作成に臨む事が重要です。ものづくり補助金の申請をご検討中の皆様、お早目にエフコムまでご相談ください。