FCOM's Blog

2020.01.24

福島県立聴覚支援学校様に新教材を贈呈しました

株式会社エフコムは、振動と光によって音の特徴をからだで感じるユーザーインタフェース「Ontenna(オンテナ)」を、福島県立聴覚支援学校様に9台贈呈いたしました。

株式会社エフコムは、本年9月に創立40周年を迎えるにあたりまして「社員への感謝」「家族への感謝」「お客様への感謝」「地域への感謝」4つの感謝の気持ちを伝える活動を計画しております。

今回の教材贈呈は、「地域への感謝」をカタチにするべく地域貢献活動の一環として計画したものです。

Ontenna(https://ontenna.jp/

Ontenaは富士通株式会社の製品です。重さは18グラムと小さくて軽く、ヘアピンのように髪や衣服に装着することができます。「音を感じるアンテナ」という意味で「オンテナ」と名づけられております。

ろう学校の生徒は、耳が聞こえないために音の特徴を知覚することや、自身でリズムを感じることが困難な場面が数多くあります。

例えば、発話練習の際、自身の声の大きさが分からないために声の強弱を練習することが難しく、また、音楽の授業で太鼓を叩く際、音を感じることができないため本来のリズム通りに叩くことができず、先生が背中をタッチするなど触覚のサポートが必要です。

加えて複数の生徒に対してサポートが必要なため、ろう学校の先生には大きな負担となっています。

-富士通プレスリリース(2019年6月11日)より引用

校長先生(写真右)からの感謝状をエフコム社長の瓜生(写真左)が拝受しました。