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2022.06.02

簡単Emotet感染防止対策!総務省の便利なツールをご紹介|エフコムのIT-Tips!

総務省-従業員ハンドブック-001-min

2022年5月27日、総務省は、中小企業等向け『テレワークセキュリティの手引き』の第3版とともに、『従業員向けハンドブック』を公表しました。

この『従業員向けハンドブック』がテレワーク実施時のセキュリティ対策としてだけでなく、Emotet感染防止対策としても役立つツールでしたのでご紹介します!

テレワークセキュリティの手引き/従業員向けハンドブックとは?


『テレワークセキュリティの手引き』は、予算やセキュリティ体制等が十分ではない中小企業等がテレワークを導入・活用する際に実施すべき基本的かつ最低限必要な対策が示されたものです。そして、その付録が『従業員向けハンドブック』です。

このハンドブックがどうしてEmotet感染防止対策としても役立つのかというと、次の理由からです。

  • Emotet感染等の情報セキュリティ事故を未然に防ぐための基本的な留意点が端的にまとめられているから
  • Emotetの感染が疑われた場合に、どこに連絡する必要があるのかを記載できるから
  • 名刺サイズに折りたため、持ち運びやすく、いつでも確認することができるから

これが従業員向けハンドブックの中身!


従業員ハンドブック(ワードファイル形式)は、総務省のWebサイト(こちら)からダウンロードすることが可能です。

その中身は、下記画像のような感じです。

総務省-従業員ハンドブック-001-min
総務省-従業員ハンドブック-002-min
総務省-従業員ハンドブック-003-min
総務省-従業員ハンドブック-004-min

画像引用元:https://www.soumu.go.jp/main_sosiki/cybersecurity/telework/掲載の『従業員向けハンドブック(令和4年5月)』より

なお、ハンドブック記載内容は、あくまでも目安です。

自社のセキュリティポリシーに照らし合わせて、記載内容を見直しましょう。

まとめ


以前、本ブログで感染を防ぐ方法(こちら)や感染してしまった(かもしれない)ときの対応方法(こちら)をご紹介しました。

しかし、いざ取組むとなると、なかなかハードルが高かったり、感染したかもしれない事実に慌ててしまって冷静な対応が難しかったりすることも。

このハンドブックを印刷し携帯することは、最初の一歩として取り組みやすいと思います。

ぜひ活用を検討してはいかがでしょうか?